ロト６ブロガーへのお願い

以下、主目的は、自分自身（＝じゃむ）にむけて、書くものであって、誰か特定の個人ブロガーを標的とするものではないことを、はじめに断っておきます。

以下のすべての言説の前提として、文字にはそれ相応の力があり、意識や世界に及ぼす影響は、予想外に大きいものである、という認識がある。また、こちらの方がより重要だが、この宇宙は、進化するという認識がある（進化という方向を目指して動いている、という認識）。

また、当然だけれど、シェルドレイクの形態形成場の仮説が正しいならば、というのも前提条件です。

惰性でやらないでほしい

この宇宙は進化の方向を目指しており、かつ、形態形成場があるならば、惰性でやることは、より惰性でやる、という場を反復強化させてしまう可能性がある。さらに、個人レベルでの活動圏よりも、比較にならないくらい広い活動圏であるネット上で、そういう行動をとることは、より惰性でやる、という場を反復強化させる。

アクセス数に関係なく、ブロガーというものは、日常生活という場よりも格段に影響力が強いと認識すべきである。影響力が強いということは、それだけ責任がある、ということでもある。

惰性でやる、というのは、言語レベルで言うと、既存の単語の連鎖を守り続ける、ということである。分かりにくいか（笑）

例えば、文法とは、単語の連鎖の規則集であるが、広義の文法というものもある。

実は、われわれは、（内的言語により）考えているというよりも、既存の単語の組み合わせに従っているに過ぎない場合が多い。つまり、考えていない場合が多い。この点については、形象思考や、数学・物理学におけるモデル（＝要するに図形である）が示唆を与えてくれるだろう。

また、ブログを続けていればいるほど、タイピングの技術も上がり、かつ、記事を書くという個人的な場が形成されるわけであり、結果として、惰性という状態が現れやすくなる。それについて、意識的でありたい。

そう簡単には当たらないというのは、みんな分かってる

ブロガー自身ばかりでなく、読者も、分かってる。

闘うものを嗤う（＝笑う）というのは、日本においては、ネット上に限らず、ありふれた光景であり、特に気にする必要はない。むしろ、そういう場に絡み取られてあることを、不幸に思ってあげるだけでよい。できれば、“こちら側”へ引き込めるようなブログであれば、なおよい。

とにかく、そう簡単に当たらないというのは、当然のことであるから、「当たらない」という言葉を使う必要はない（事実言明として、使用するのは問題ないと思うけれど、以下に書くように、言語の場への影響というのに留意すべし）。また、「当たらない」という言葉を使うことにより、当たらないという場が反復強化されることになる。したがって、「当たる」という反意語をより多く使うことが、解毒として、有効である。

結局は、パッションの問題である

記憶違いだったら申し訳ないが、パッションの語源は、ラテン語の受難もしくは欠如を意味する言葉から来ている。表現とは自己表出（＝自己表現）とするロマン派の時代に生きるわれわれは、パッション＝情熱と条件反射的に思うが、もともとは、パッションとは、欠如を意味した。

書く、ということは、不幸なことなのである。決して、自己表現なんぞではない。個なんて、空虚に決まってるのだから。

個とは、実体ではなく、媒体であるに過ぎない。媒体＝メディアである。点が実体とするならば、さまざまな関係性という線が交わるところが、媒体である。

だからこそ、パッションが重要になるのだ。

書く、ということは、何かを積み重ねていくことではなく、既存の線の編み変えである。現実に存在する・しない関係性という線を編みかえる行為が、書く、ということだ。その原動力は、欠如を蒙る全体性としての個の、パッションである。

より多くの意識が関与すればするほど、それは現実化しやすくなる

シェルドレイクの形態形成場を例証する実験結果や、その他の実験結果から、素直に考えれば、意識には、それ相応の力がある。

したがって、より多くの人が、そうだ、と納得すればするほど、それは、現実化しやすくなる。

ロト６ブログにおいては、だから、懐疑的な言表よりも、断定形および、より多くの人が納得するだけのものを揃えることが重要になる。

結論

以上から、ロト６ブロガー（ロト６ブロガーだけに限らず、ブロガー）は、使命感を持ち、全体の進歩や進化に貢献するべきである。個としては微力であっても、ブロガーは、微力ではないのだから。

「全体の進歩や進化」における「全体」は、人間的スケールにおける全体ではなく、この宇宙における全体である点を誤解しないで欲しい。