さて、地震予知に成功したとされるNatural Time Analysis[1]の数式の解読を試みてみる。
まずは、Google先生にお願いして、翻訳しよう。
自然時間領域では、各イベントは2つの項、「自然時間」χとエネルギーQkによって特徴付けられます。χは k/N として定義されます。ここで、kは自然数(k番目のイベント)、N はデータの時系列におけるイベントの総数です。関連する用語 pk は Qk / Qtotal の比で、放出されるエネルギーの割合を表します。項κ1は自然時間の分散です
わかりにくい。意訳してみる。
出来事がおこったときに時が進むとするNatural Timeは、各出来事は、2つの要素によって規定される。
- 自然時間χ
- エネルギーQk
自然時間χは、k/Nと定義される。kはk番目。Nはデータ総数。
Pkは、Qk/Qtotalで、時系列データ全体の和とk番目の出来事との比。
K1は、臨界状態かどうかを計算する式で、計算結果が0.07に近づけば近づくほど、臨界状態であると判定される。
で、「∑」が、
Σ記号とは"総和記号"といって、「1+2+3+4+5+6+...+100」のように繰り返し足し算する時に表記される記号
https://avilen.co.jp/personal/knowledge-article/sigma/より
で、うーん。やってみないとわかんないので、実際に計算してみよう。
[1]時事ドットコムニュース>特集>上田誠也東大名誉教授に聞く(https://www.jiji.com/jc/v4?id=20130911_earthquake_prediction0001)が1番情報が網羅的で分かりやすい。もちろん科学である以上、とうぜん反論も提出されていて東京大学名誉教授 Robert J. Geller「VANは地震を予知できない-ましてや他の誰もできない」(https://www.sems-tokaiuniv.jp/old/eprc/res/incede/incede-j.html#Geller)が代表的な反論かな。で、その反論に上田誠也さんが壮大にツッコミをいれている。おもろいので読む価値ありです。
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