展開個数グループとは、間隔5以内で何個連続して出現しているか、というグループ分けです。したがって、「展開個数1グループ」とは、非間隔5以内(=間隔6以上)の数字たちのことです。
今回388回時点での展開個数グループ1の候補数字たちは、
01 03 04 05 08 10 13 14 21 26 36 38 39 42
上記の14数字です。毎回だけれど、展開個数1グループが最も候補数字が多いです。また、続けて読んでくれてる読者は了解しているはずだけれど、この展開個数1(広義では、お休み数字)からだけで当選番号6個が出現することは、ほぼない、という事実。候補個数が何個であれ、出て4個くらいまでです。
グラフタイトルの「当選番号濃度」というのは、当選番号として出た個数÷候補個数ということです。
グラフから読み取れるのは、天井を打ったので、今回は下げ傾向のはずだ、ということ。おそらく、当選番号濃度10%から20%のゾーンに入るだろう。いきなり0%というのは、やや、考えにくい。今回候補個数が14個だから、1個だけ当選番号として出現すれば、当選番号濃度は7%。2個ならば、14%。だから、今回、展開個数1グループからは、1個か2個想定すればよいんではないか、と。
話はちと変わるけれど、エクセルで、ロト6のシミュレーションを以前やるにはやってみたのだけれど、有効に使う方法がなかなか思いつけなくて、いろいろと分析して無駄な時間を費やしてしまったのだけれど(いや、無駄ではない。試行錯誤中の無駄は無駄ではない)、ちょっと分かったかも。
“平均”を媒介すると、どうしても、個別で単独な特徴が消去されてしまう。分析は、特徴を抽出するためのものだけれど、平均もしくは全体を媒介した瞬間に、個別性と単独性が剥奪されてしまう。シミュレーションデータ分析の失敗もそこに原因があった。
批評家・柄谷行人が、「ものを考えるためには極端なケースから出発しなければならない」と『<戦前>の思考』で書いているのだけれど、たぶん、ロト6においても、そうなんだろう。
というわけで、ロト6シミュレーションデータから、出現個数において、極端に“平均”から逸脱している数字の挙動を観察することにしました。よい知見が得られるとよいのですが。
個人的には、各数字出現リズム早見表で、生涯にわたるテンションという観点から考察した結果、今回の展開個数1グループからは、13と21に高評価。あと、14と42まで、という結論です。
展開個数データについては、じわじわ拡充していく予定です。ロト6シミュレーションに関しても、いずれ、扱う予定にしています。
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