当選番号濃度とは、選んだ数字の中に何%当選番号が含まれていたかというものです。43個のロト6数字から、無作為に選ぶと、当選番号のうち本数字6個を対象とした場合には、当選番号濃度14%になるはずです。つまり、ある一定の予想方法で選んだ数字を十分な回数だけ積み重ねていった場合に、その平均当選番号濃度が14%に収斂しないならば、その方法には必然性があるということになる。
さて、ここ最近扱い始めた各数字出現間隔時系列へのカオス解析について、138回~363回までの当選番号濃度を調べてみました。本番のみバージョンのカオス解析の場合、138回~363回までのトータルの当選番号濃度は、14%でした。リハーサル込みバージョンのカオス解析の場合、14%でした。つまり、カオス解析のうち、各数字時系列へのカオス解析には、必然性なしという結論です。
ただ、本番のみのカオス解析の場合に、評価◎は、第300回~363回までで、当選番号濃度16.6%という数値を示しており、可能性として、わずかながら必然性を示し始めたかもしれないと思ったりしますが、しかし、少ないサンプルの場合には偏った傾向が出るという少数の法則の現れである可能性もある。ただ、評価◎は、第300回~363回で、間隔6以内と間隔7以上という区分けで集計しても、それぞれ16.6%と17.6%という数値にはなる。まあ、それも少数の法則か。
というわけで、カオス解析のうち、各数字時系列へのカオス解析には、方法としての必然性はないものとして今後扱っていきたい。実践的には、評価された数字の出現個数を見てみるに、候補個数が何個であっても、0個~2個出現という想定で扱うのがよいだろうと思う。
実に、苦々しい認識ではあるが、事実は、以上の通りです。
カオス解析の他のものに関しては、おそらく合計数時系列へのカオス解析には必然性はないだろうし、間隔0~6までの出現個数時系列へのカオス解析にも、必然性はたぶんないだろうと思う。末尾(末尾0~9)出現個数時系列へのカオス解析も、観察するに、どうやら必然性はない。残りの第1数字~第6数字は、主観的には、それなりに感触はよいので、判断保留ということでいきたいと思う。
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