前回事前予想で削除×とした12が出現したことに関して、朝までいろいろと考えみましたが、結局、結論としては、こうなります。現在の予想方法の主力としている、各数字出現リズム早見表から各数字の出現リズムを判断するというのは、要するに、他の数字に関係なく、その数字をいわば“絶対評価する”という方法です。しかし、ロトの抽選は、排他的関係によるものであり、つまりは、出現する数字は、もちろんそのもの自身の展開力・リズムによるのであるにしても、他の数字がその数字に比して、“弱い”がために出現できるわけである。そう、絶対評価の限界が露呈したのが前回12の出現だった。
というわけで、どうしたら、もっと安定感のある高精度の予想ができるかだが、簡単である。弱い数字と強い数字に分けること。できうるならば、その弱さ・強さを計量化して、シンプルに比較できるようにすることである。
この記事ではデータ画像をアップしないので、各自ダウンロードのページか、あとで閲覧記事をアップするので見てもらいたいのだが、前回評価した10と11は、10は、間隔4あたりからいきなり間隔0が出現するリズムではなく、また、11も、間隔1あたりのあとは、間隔2か3あたりと続くリズムである(さらに言えば、間隔1後に間隔1が連続しにくい癖がある)。したがって、実は、前回の時点での10と11は、弱い数字であり、相対的に、12の出現力が増したと考えてよいだろう。もちろん、他にも弱い数字があったから、相対的に12の出現力が増したわけではあるが。
あと、ふと思ったのだけれど、6数字バージョン(本数字6個のみ対象)と7数字バージョン(本数字6個+ボーナス数字1個対象)とでは、平均出現間隔が違い、6数字バージョンの場合、間隔6で平均とするならば、7数字バージョンは、間隔5が平均のはずだ。だから、各数字出現リズム早見表の7数字バージョンの場合、間隔5で改行するように変更しないといけないんじゃないかと思ったりしてます。もしかしたら、今回から、そういうふうに変更するかもしれません(他のデータと同様Excelでプログラミングして自動作成しているのだけれど、コード1箇所だけ修正すれば済むので)。
どうしてロトの抽選はランダム過程であるはずなのに、各数字に、展開期(間隔5以下で連続して出現する時期)と非展開期(間隔6以上、場合によっては間隔50くらいまで非出現の時期)が発生するかだけれど、それについては、ポアソン過程というのが一つの説明を与えてくれるでしょう。一番分かりやすいページへのリンクをはっておきます。ポアソン過程のページへ(立命館大学の授業課題のようです)。ポアソン過程は、あくまでも、“説明”にしかすぎず、原因をあらわすものではない。ロトの出目において、展開期と非展開期というのがあるのは、場というものが存在するからだと、じゃむは主張します。各数字に“記憶”はないかもしれないけれど、場には、記憶があるからだ。場というものは、可視的な空間ではないけれど、たとえば、カオス解析をやってみると、視覚化することができたりすると考えられます。カオス解析というのは、語弊を恐れず、ごくごく単純に言うと、時系列=時間順にならんだデータを“空間”データに変換するだけのことです。その空間が、2次元か5次元かとかの違いはあったりしますが。空間に変換することにより、そこに規則パターンが発見できるよ、というのがカオス解析の言うところです。なんのことはない。
人間の性格も、近年では、DNAによって説明できるとする論調が支配的になってきているように感じますが、科学の要素還元主義的には、そういうふうな解説しかできない限界を露呈していると感じます。たんに、人間の性格も、場からの縛りによるものです。習慣行動=性格が、定着するのは、脳における神経回路パターンの定着というよりも、繰り返し行動することにより、場が現れ、以後、そこからの規制力が働くからです。ただ、人間の場合、ロトの各数字とは違い、いちおう“意志”というものを具有しているようですから、場の規制力を振り切ることができなくもない、だけの違いです。ロトの各数字も、人間も、たぶんに受動的な存在である。
まあ、とりあえず、そんな感じです(笑)
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